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下記はゆずりは便りのPDFファイルです。
ゆずりは便り 2015/01/01

下記はゆずりは便り 
2015/03/20改訂版PDF[ファイルです

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15-04-20yuzurihadayori.pdf へのリンク


 平成27年4月20日

日本の自然布とかご 東北の二大自然布 「シナ」 と 「からむし」

自然布にはシナの木の皮からとった シナがあります。昔、綿布が一般に使われるようになる前は、山野に自生する植物の繊維から作った布が多く使われていました。フジ、シナノキ、コウゾ、カラムシ、クズ、バショウなどを原料としたこれらの布は古代布とも呼ばれております。古代布は丈夫だったので作業着として、また、縄や漉し布などに使われていました。しかし、着心地や保温性に優れる綿布の普及で、衣類としての役割を終えることになるのです。

シナノキはアイヌが古くから衣類や織物をこれで作ったそうです。樹皮から作った布はシナ布と呼ばれ、特に水に強いために、帆船の帆あるいは船ロープ、魚を取る網などとして今でも使われているそうです。山形から新潟にかけて受け継がれたシナ布の技術は、帽子、バッグ、履物、装飾品、ランプシェードや呉服の帯などの伝統工芸品として作られているそうです。

 

二大自然布のもうひとつは からむし です

からむしは、イラクサ科の多年草で、苧麻(ちょま)とも言われます。繊維を青苧(あおそ)と呼んでいます。からむしを原料とする上布の生産地では、越後(越後上布・小千谷縮布)や宮古(宮古上布)、石垣(八重山上布)などがあり、昭和村は本州における唯一、上布原料の産地となっています。からむしは、雪がとけ5月中旬頃からむしの根を植えますが、 1年目は雑草を取り除く程度で、2年目以降にからむし焼をおこない、3年目から収穫ができるようになります。からむし焼きは、旧暦4月の中の日(521日の小満の日)を目安に行っています。これは、からむしの発芽がばらばらなので、先に出た芽を焼くとともに根に刺激を与えて一斉に発芽させるために行います。また、害虫の駆除や焼いた灰を肥料にする意味もあります。からむしの栽培が最も盛んだった大正以前には、村中で火がつけられ、夕空をこがして壮観だったようです。からむし焼き・施肥を終えた後、からむし畑の周囲に杭を立て、棒ガヤ(カヤ)で垣を作ります。 これは風で倒れたり、擦れ合うのを防ぐためと、獣の侵入を防ぐために行われます。 こうして囲われたからむしは静かに成長していきます。からむしの刈り取り時期は、720日前後からお盆までに行います。この時期に収穫すると、品質の良い繊維がとれるのです。刈り取りは1本ずつカマを使ってていねいに行います。茎から葉を落とし、尺棒と言われる定規で一定の長さに切り揃えます。 からむしの成長具合によって品質を分けて束ねられます。刈り取り選別したからむしは、皮を剥ぎやすくするため、数時間から一晩ほど清水に浸します。

清水に浸したからむしは、1本ずつていねいに、皮を2枚になるように剥ぎます。 剥いだ皮は1にぎりくらいに束ねて、また清水に浸します。清水に浸すのは、皮を乾燥させないためとからむしから出る青水(青汁)を流苧引き具で剥いだ皮の外皮を除き、繊維を取り出します。取り出したばかりのからむしは真珠のような光沢(キラ)があります。屋内で干されたからむしは、昔の単位である100匁(約375g)にまとめます。出荷用の形に束ねられたからむしは、日にあてないよう保管します。からむし引きによって取り出された繊維を細かく裂き、糸をつないでいきます。11本指で裂いてつなぐので根気のいる作業となります。帯1本分の苧積みには2ヶ月程かかります。帯1本分の苧績みには、2ヶ月程かかります。おぼけ(苧桶)と呼ばれる丸ワッパにためられた糸を静かに取り出して湿らせ、糸車でよりをかけ、丈夫な糸に仕上げます。作った糸は、昔ながらの機織り作業(地機による手織り)により、立派な反物に仕上げられます。 糸がデリケートなため高度な技術を必要とします。 肌に付着しない夏衣として気持ちよく、一度着用すれば他の織物を着ることができなくなると言われています。昔、キモノのカミシモや現在では、着尺、帯、小物等がからむし織で生産されています。

 

かご

 イタヤ、ひば、すずたけ シナ、あけび くるみ 山ぶどう等、昔、背負い籠など生活の道具でした東北の代表的なかごの素材を使った籠の他、東北を離れ、御縁があった作家さんの籠の数々を揃えてお待ち申し上げます。

 ゆずりはでご紹介しているかごの数々

店主からのご提案

からむしで夏向けの洋服をご提案します

ゆずりはでは、からむしを使った夏をのりきる洋服のお仕立てを承っております。

軽くて、涼しい、からむしはキモノだけでなく、これからの夏に向かっての洋服にもピッタシの素材です。洋服用に準備したからむしの生地を、生成り、黒、グリーンと三種類ご用意しております、その生地で樹木希林さんご指名の、プレス601という確実な仕立てが出来るところに依頼して仕上げます。

いままでご愛用した方々は大変好評をいただいております。

    

店主の最近の活動記録

私は、東北の手作り工芸を探し続けて27年間「暮らしのクラフトゆずりは」の活動を一生懸命やってきました。北は北海道札幌から南は沖縄那覇まで、全国て展示会を開催しながら、お客様にご紹介するのは東北の工芸ですが、全国各地に素晴らしいクラフトが残っていることに気がつきました。雪深い東北の農閑期の内職として発展し、伝統が受け継がれてきた東北の工芸ですが、東北以外にもまだまだ素晴らしい伝統工芸が残っているのです。私は、全国各地で展示会を開催する中で、忙しい時間の中で何とか時間を作り、各地の手作り工芸の作家さんを訪ねて歩いています・・・・その中で、ハッとするような素敵なクラフトが全国各地に沢山散らばっています。国内だけでなく、世界を見渡せば、いろいろな楽しい、素敵な工芸があるのです。その、手仕事の品々を集めて、私なりに皆様にご紹介できればと思いました。少しずつですが、そうした私が個人的に気に入ったアイテムもご紹介していきたいと思います。現地では、その工芸についてもっともっと詳しくて、また、愛着を持って紹介していらっしゃる方も居るとは思いますが、及ばずながら、私もその地域のいろいろなものをご紹介していきたいと思います。

※松山にて

松山のゆずりは展も今日で期間の半分が過ぎた。平成11年から始めた全国各地の展示会、もう何回しただろう。数えたこともないけれど、行っていない県は片手で収まるぐらいになった。新聞やテレビに取り上げてもらえてもお客さまへご来場のお誘いの電話を差し上げる事はどこへ行ってもとても大事、、、。でも、この電話、かなりエネルギーがいる、、何度しても、、。昨夜はそのファイルを枕元に眺めて「電話しなきゃ、、」と思いながらテンションを上げられずにいつの間にか眠ってしまった。そして今日、お借りしている会場のオーナーに「田中さん、とっても疲れているみたい。大丈夫?」と言われ、もちろん、「まったく大丈夫!」と答える。でも、正直、いつもより座っていたくて仕方なかった、、、。

 

思い出される・・・四年前、東北の記憶

20113月11日、早や4年、やっと4年、停滞する経済、家族離散など各地に爪痕が残り、まだまだ東北は大震災から完全に立ち直ったとは言えません。

私どもの店、「暮らしのクラフトゆずりは」がある青森県十和田湖も直接的な被害は全くありませんでしたが、東北全体を覆う観光客減に見舞われ、依然、厳しい状況が続いております。4年前を思い出すと・・・・

交通網がズタズタになり、1週間後のゆずりはの、京都展示会は開催不可能と思われました。でも、こんなときこそ頑張らなければと思い、四方八方手を尽くして、ある宅配会社が、営業所まで、モノを持ってきてくれるなら、何とか京都まで開催期限ぎりぎりに間に合わせて運んでくれるという情報が入りました。それっ、と、トラックに荷物を満載し50キロ先の営業所まで運び、何とか開催日に間に合わせました。京都では、「こんな大変なときによく京都まで来てくれましたね。」と温かい言葉をかけられました。京都展を開催中のある日、姉妹と思われる女性二人がお越しになりました。ゆっくりと展示物をご覧になっておりましたが、お姉さまと思われる方が、妹さんに籠を差し出して、ひとこと「ハイッ!再出発の籠」と。妹さんにプレセントしたのです・・・・そのとたん、妹さんは感極まり涙があふれワッとその場に泣き伏したのです。聞けば、その妹さんは今回の大津波に家が流され、好きで集めていた籠類もすべて津波に流されてしまい、姉を頼って京都に避難していた方だったそうです・・・・私は、被災地の取引先を周り、仙台の木工作家は、工場が地震で全て壊れてしまったということでした。宮城県石巻市の雄勝町は、雄勝石の産地で、黒いプレートが丸の内の東京駅の外壁の復元工事でも使われました、全国で九割のスズリの生産を誇る町です。雄勝硯生産販売共同組合に20万個もあったスズリが殆んど津波で流されていました。25人程も居た職人も4~5人しか現地には残っていない惨憺たる状況でした・・・・私は、その惨状を拝見し、あまりの酷さに愕然としました・・・・・

その瓦礫と泥だらけの工場の中に、地域の方々が、泥の中から拾い集めてくれた5千個ほどの泥まみれの硯を発見しました・・・・何かお手伝いは出来ないか・・・・私は組合の方々に提案しました。この硯をきれいに洗って、箱に詰め直して全国のお客様に買っていただきましょう・・・それからというもの、ゆずりはでは一個一万円で箱入りのスズリを利益を取らずそのまま売上を支援し全国の展示会で売って歩きました。東北の現状をお客様にお伝えしながらの販売でした。スズリというものは、今は中国産で安いものもありますし、硯がなければなくても字は書ける時代です。日本で、わずかに残った硯の産地が雄勝町なのです。

全国のお客様に百数十個買っていただき、硯の組合を支援しました。お客様の中には一個あれば用が足りるのに、支援のお気持ちから一人で何個も買って下さる方もいらっしゃいました。一年半ほどして、組合から、もう良いですからちゃんとマージンを取って下さいとの連絡が来ました、職人もだいぶ戻って来たとのことでした・・・・・・

 

そのほか、仮設住宅で暮らしている女性たちが・・・・・何もしないでいると気が滅入ってしまうといって、刺し子をはじめて・・・・・簡単なカモメの柄などを刺したものもありました、それも全国の方々に買っていただきました。復興はまだまだ終わりませんが、逞しく東北の方々は生き抜いております。

 

陸の孤島だった十和田湖に春が来ました

十和田湖の冬は八戸や青森の新幹線の駅からのバスも止まり、公共交通機関が途絶え、タクシーかレンタカーしか交通手段がなく、半年間は全くの陸の孤島でした。でも、やっと十和田湖の長い冬が終わりました。とことどころ、まだ雪が残っておりますが、4月18日から新幹線の新青森駅や八戸駅から定期バスが開通します。もう直ぐ、赤い一輪草が咲き、山桜の桃色が美しく、数えきれない新緑の「春もみじ」が溢れるのも間もなくです。

「暮らしのクラフトゆずりは」の十和田湖のショップが4月11日(土)から今シーズンの営業をスタートいたしました。今年も新たなアイテムを多数揃えて、皆様をお待ち申し上げます。十和田湖へお越しの際はどうぞお寄り下さい。 

店主のひとりごと

私は日々、日本の伝統工芸の将来のことを考える度にこの先、十年、二十年後はどうなるのかと考えてしまいます。手作り工芸の作家さんは、皆さん高齢な方が殆んどです。一番人口減が進んでいる東北地方の中でも、さらに山奥で工芸品を制作している方が圧倒的に多く、生活も決して楽ではありません。後継者もなかなか育ちませんし、なかなかなり手も現れません。厳しい自然の中での素材探しなど、根気が要る仕事が多く、工場で大量生産できるものでもなく、いくら頑張っても一日で出来る数は知れています。私は、東北各地の工芸作家を訪ね歩くうちに、十年後にはこの村はどうなっているのだろう。今お付合いしている作家さんは丈夫で頑張っていられるだろうか。等々・・・それを思うとき、これらの工芸を絶やさず次の世代に引き継いで行くためにはどうすればいいのか・・・・・なかなか良い案は、直ぐには出てきません。今私に出来ることは、工芸の職人さんと、それを使うお客様との懸け橋になって、東北の伝統工芸の現状を伝え、お客様の声を拾い、それを、作家さんに伝えて、よりよい、今の時代に使いやすいものに改善しながら息の長い活動にしていくことだと、考えています。何とか日本の良い物を絶やさないために・・・

 

「ゆずりは便り」はゆずりはのホームページでカラーでご覧いただけます。http;//craftshopyuzuriha.jp の中の「各種情報」の中に「ゆずりは便り」とありPDFファイルを開けば、写真などがカラーでご覧になれます。


下記は、「ゆずりは便り」の ワード文書のみです。
カラーの写真付をご覧になりたい方は、PDFファイルをご覧下さい。

    ゆずりは便り  
平成27年3月20日

最近の工芸のトレンド

   山形県寒河江市の佐藤繊維

オバマ大統領のミシェル夫人がお召になった黄色い優しい風合いのカーディガン。山形県の佐藤縫製のモヘヤ糸から出来たという話がニュースで日本で話題になりました。アンゴラヤギの毛1グラムを44メートルまで伸ばした極細モヘヤ糸。不可能と思われた

極めて細い糸を紡ぐことが出来たことで、世界中のファッション業界から高い評価を得た佐藤繊維さんは冬になれば雪深い東北は山形県寒河江市の企業です。四代目社長の佐藤正樹さんの挑戦で、世界に大きく花開いた東北の企業なのです。 ゆずりはでも素晴らしい佐藤繊維さんの布を多数ご紹介しております。。

 

糸作家MASAKIが世界中を巡り出会った年間ごくわずかしか採れない大変貴重な原料をもとに、佐藤繊維の独自の技術により4年の歳月を経て出来あがった最高峰のモヘヤ糸“Fuuga” このストールは、佐藤繊維が誇るその繊細なモヘヤ糸“Fuuga”を米沢織りの高度な職人技により極細ゆえに難しかった、たて糸・よこ糸両方に使用することを可能にし、ついに完成したスペシャルなストールです。繊細で軽やかな風合いをぜひ、お楽しみくださいませ。
          ゆずりは掲載誌のご案内

 NHKの教育テレビ、今はEテレと呼ぶのだそうですが、NHK テレビテキストで現在発売されている本で「にっぽんの布を楽しむ」の中で84頁から101頁が青森県のゆずりはが扱っている、南部ひし刺しと弘前こぎん刺しが取り上げられました。弘前の築二百年以上の旧家をお借りしての撮影となり、わたくしも刺し子の帯を締めて刺撮影となり、刺し子の説明をいたしました放映は12月30日(火)の夜9時半  12月2日より1月27日までの9回の放映でした

 工芸作家さんの近況報告

馬具職人 工藤二三夫さん引退

長年、親しくさせていただいていた、弘前の馬具職人の工藤二三夫(くどうふさお)さんが、引退する、との知らせをいただき、長い間お世話になったお礼と功績に対して花束を贈呈して、感謝の意をお伝えしてきました。。   何十年とお店に出ていたのに・・・最後の日でした    

工藤さんとは、十数年前、ふと弘前の街を歩いているとき、亀屋商店という、今はモダンで綺麗なお店になってますが、平屋のかなり年期が入った木造の商店が目に入りました。なにやら、犬の首輪とか、リード、馬の鞍などを飾っている、皮製品のお店でした。その店先で一所懸命なにやら手を動かしている方が、工藤二三夫さんでした。

その時、ピンとひらめきました。そのまま、なんの面識もないまま、お店に入り、バッグを作っていただけませんか。と尋ねました。昔、弘前相互銀行の集金カバンは作ったことがあるけどなあ。とのお話。それからというもの、私は十和田と弘前の道路を何度も行き来し、コラボして試作品を何度も作りました。最初、柔らかい薄い革でやってみましたが、工藤さんは浮かない顔です。ハッと気づきました。工藤さんは馬具職人です。馬具は厚い革で、丈夫なのが命です。厚い革で作ってみたらガッチリして丈夫なものが完成しました。最初はバケツ型のバッグでした。四角いトートバックなど数種類のバッグや小物入れなど、作品が次々とモダンな現代の生活に生かせるものが出来てきました。「工藤さん!壊れたら直してくれますか?」「良いよ。んでも、壊れねびょーん」

今では「東北のエルメス」と言われ、県や弘前市から表彰されるほどになりました。

90歳を迎え、現役引退の時期が来てしまいました。長い間ありがとう御座いました。十数年前、娘さんに言ったそうです。「十年前に田中陽子さんと出会っていたらなあ!」そしたら娘さんが言ったそうです。「お爺ちゃん!あと十年長生きしたらいいじゃない」まだまだ長生きして下さい。工藤さん!

             十和田湖通信

 昨年11月16日をもって十和田湖の店舗は冬季休業しておりました「暮らしのクラフトゆずりは」は長い越冬生活でしたが、装いも新たに、本年4月11日() より11月中旬までの本年の営業を再開いたします。雪に閉ざされている間は、ゆずりはの充電期間でした。、本年に向けての新たな企画や、作品を取り揃えて、まだ雪解けの雪が残りますが、スタッフ一同お待ち申し上げます。きっと、本年は十和田湖で新たなクラフトを発見できるよう、より良いものをご紹介できるよう頑張ります。

 十和田湖 お電話0179-75-2290info@yuzuriha. 

    陸の孤島から目覚める十和田湖

 半年間、十和田湖の冬は八戸や青森の新幹線の駅からのバスも止まり、公共交通機関が途絶え、タクシーかレンタカーしか交通手段がなく、半年間は全くの陸の孤島でした。

レンタカーも雪が多いときや、春先には雪崩のため、時々奥入瀬渓流が不通になる場合もあり、雪道に慣れない方にはあまりお勧めできませんでした。

でも、陸の孤島となりますが、新雪が止んだあとの、湖と空の青と白い雪とのコントラストは、何物にも代えがたい美しさと清々しさがあり、紅葉の時期に負けない美しさがあります。それは、地元の人間しか見ることが出来ない美しさです。厳しい冬ですが機会があれば、一度は見ていただきたい景観です。でも・・・やっと春が来ていよいよ観光シーズンの始まりです。どうぞ今年のゆずりは新たな作品を揃えてお待ち申し上げます。  店主からの提案

 ホームスパンで洋服を作りませんか?

 手紡ぎ手織の毛織物“ホームスパン”を生地に洋服を仕立ててみませんか。 ホームスパンの技術は明治の後期、英国の宣教師により、岩手に伝わりました。冬の厳しい寒さが続く、岩手県盛岡市・・・・・ ホームスパンは地元の人々にとって、なくてはならないものでした。ストールが主流ですが、ジャケットとかも素敵です。 手紡ぎ、手織りであることで、機械の大量生産とは違い、過度な熱が加わらず、毛玉にもなりにくく、軽く含まれる空気もたくさんで、ほどよい手仕事ならではの味わいは、何ものにも代えがたい着心地を感じさせてくれます。一生手離せない大切な一着となることでしょう。 お仕立てにお困りの方には、長く店主がお世話になっているデザイナー遠藤陽子さんをご紹介いたします。 きききりんさんの洋服を手掛け、パリで活躍されていた方です。必ずや、ご満足いく仕上がりになるのは間違いありません。是非、この機会にホームスパンの洋服を作られたら如何でしょうか。 

店主のひとりごと

  ゆずりはでは、国立公園十和田湖に店を構えているため、観光にいらしたお客様を中心に顧客が日本中に散らばっております。三大都市圏だけではなく、僅か数名の顧客名簿しかない、十和田湖から遠い地域にまで、お客様を訪ねる旅をしております。四国のある県に行ったときのことでした。地元の新聞社に御挨拶すると、言われました・・・「東京から来たのなら分かるが、どうして、東北の田舎からこんな四国の田舎まで来るの?」でも、一期一会。十和田湖へ観光にいらしてわたくしどもの店を訪ねていらして、東北にもこんな素晴らしい手作り工芸があるんだと、感心してお帰りになるお客様と再度お会いできること・・・・何年も会ってなかった旧友に会ったようなうれしさ。お客様も十和田湖の風景を思い出しながら話にはながさいて・・・12月の最後の展示会場は沖縄県那覇市。顧客名簿の数はわずかに十数名だけ・・・・・でも、全国各地でよく青森県の奥地からこんなところまで、来てくれましたね、と言っていただけるのがなによりの喜びです。

全国で行ってない県は片手で数えることができるくらいになりました。ここまできたら、全国通津浦々まで参ります。


2015 年7月1日発行のサントリーウエルネス
「美感遊創」に掲載されました




2016年
フランスアジア社ロビー展示会
2016年6月8日~18日まで店主 田中陽子はフランスのパリ・リオン・トールーズでの
展示会で渡仏してます。
フランス国内でアジア地域専門に旅行斡旋している、旅行会社[アジア」のパリとリオン、トールーズの営業店舗に半年ずつに渡り、日本の伝統工芸品を展示販売することとなりました。

ゆずりはが日本を代表して展示することになり、店主がレセプションなどセレモニーに参加し、仏国内の関係者との打ち合わせのため、渡仏しております。